2011/06/19

【NEWS】生活者×大学研究室×コスモスイニシアのプロジェクト『ココラボ 2011』が始動!


株式会社コスモスイニシアでは、新しい住空間の可能性を見出すための産学民協同研究プロジェクト『COCOLABO(ココラボ)2011』を、6 月から11 月までの期間で活動する。『ココラボ』として6年目を迎える今年度のテーマは、「旗竿地※1」を効率的に利用し、住空間を上下に重ねたメゾネットタイプの住まいを建築する「都市部の重層長屋※2」の研究だ。
都市部の狭小な土地において、まとまった戸数のある長屋形式の集合住宅を建築することで希少な邸宅地を有効に活用し、個々の住戸としては戸建住宅感覚の独立性の高さを確保した、快適な住空間を生み出すことを探究する。
・参加研究室
東京藝術大学 美術学部建築科 元倉研究室
東京電機大学 未来科学部建築学科 空間デザイン研究室
共立女子大学 家政学部 建築・デザイン学科 堀研究室
6 月17 日から11 月末までの期間、3研究室それぞれが、インターネットを通じて住戸プランなどの研究内容を段階的に発表。その内容に対して、一般の生活者や開発事業者であるコスモスイニシアとの意見交換を交えながら展開する。研究過程においては、住まいに関心の高い生活者を対象とした、親子参加型の夏休みワークショップや意見交換会などのイベントを開催し、生活者のリアルな声を都度研究に反映。内容を錬磨し、最終的には「都市部における重層長屋」のプロトタイプの提案までを行う。
またコミュニケーションの手法には、日本でも200万人を超えるユーザー数を誇るSNS「Facebookフェイスブック」を『ココラボ』として初めて活用。これまで以上にタイムリーで、内容の濃い意見交換を実施する。
※1)旗竿地とは
敷地の形状が“旗竿”のような宅地のこと。「旗」は住宅の敷地で、「竿」は道路に接する間口を表す。
※2)重層長屋とは
タウンハウスやテラスハウスとも呼ばれ、一般に2階建ての棟続きの集合住宅を表す。
・COCOLABOホームページ
http://www.cocolabo.jp/