2012/04/19

member 2012

M2

YMAUCHI Akihiro | 山内晃洋

KAWAKAMI Hanae | 川上華恵

TSUBUKU Yu | 津布久 遊

SHIMOTSUKASA Ayumu | 下司 歩

WADA Ikuko|和田 郁子


M1

HAYASHI Kouhei|林昂平

NELSON Mitsuaki Anzai |ネルソンミツアキ アンザイ

HIRATA Youichi|平田洋一



留学
HONDA Kojiro | 本田耕二郎


留学



2012/04/16

留学日記3

トルコ最大の都市、イスタンブルからお送りする留学日記第三回。

まず、今まさに撮りたてほやほや、歴史地区の美しい夕景・・・
がプリントされた乗車カード(Suicaのようなもの)です。
これを使って乗れる公共交通手段は、バス、トラム、電車、ケーブルカー、フェリー。
中でも最も発達しているのはバスで、イスタンブル中を網羅し、コツをつかめばバス停じゃなくても乗降可能です。「あのー、ちょっとうちの前で降ろしてもらって良いですか?今日、寒いし・・・」みたいにお願いすると、「いいよー」となります。(たまに。)

続いて、この乗車カードを使わずに乗る交通手段としては、タクシー、ミニバス、ドルムシュ等があります。

え、ドルムシュって? となりますよね。
ドルムシュとは目的地が同じ人たちで乗り込む大きめの黄色いワゴン。満員になったところで出発!これで、マイナーなバス停をすっ飛ばしたり、バスの無い深夜の時間帯に帰宅したり。とにかく便利!立派目な乗り合いタクシーですね。ドアも自動。運転手補佐付き。写真を撮るのを忘れました。すみません。

ちなみに、フェリー以外の全ての交通手段に、時刻表はありません。それに、バス停じゃなくても降りられるとか、満員になったら出発とか、なんて適当なんだ!と初めは驚きましたが、よく言えば、融通が利くという事です。そういった、数値化されていないシステムに慣れて初めて、現地の人と共有出来る感覚が備わるのですね。「すぐ行くよ〜」の「すぐ」とか、「そのあたり」の「あたり」とか、そう言ったものが具体的に身体に刻み込まれて、更に振る舞いとして体現される、この繰り返しで徐々にまちにとけ込んで、そのうち立派なエキストラになれる気がしている9ヶ月目です。

もはや建築の話題とも日常の話題とも着かないぼんやりした話になっていまいました。これもトルコナイズされた証拠ですね。(という言い訳。)
では。

ちょっと留学日記続きすぎたからしばらくお休みしようかな。
↑カッパドキア(もうイスタンブルすら関係ない)

2012/04/04

留学日記2

イスタンブルから留学生活を紹介しているM2の津布久です。
今回は私が通うミマール・スィナン芸術大学の紹介です。
ミマール・スィナンとは16世紀トルコにたくさんの建築を設計した建築家の名前です。

(残念ながら校舎はミマール・スィナンの作品ではありません。)
こじんまりとした敷地に、絵画、彫刻、デザイン、建築、写真、ファッション、伝統美術...などの科が入っています。大学の規模や雰囲気は東京芸大美術学部と似ています。

特筆すべきはその立地、ヨーロッパとアジアに挟まれたボスポラス海峡沿いに位置し、アトリエの壁を挟んですぐ隣が海!天気がいい日は売店でチャイ(40円←安い!)を買って海辺でぼーっと本を読むなどまた贅沢(?)な過ごし方もあったり。

私は都市計画を勉強するコースを取りました。トルコは経済成長まっただ中でそこら中に新しい大規模計画が進行中。その波を肌で感じようということで。年度始めにざっくりとしたテーマ、あるいは敷地が与えられ、リサーチと提案を一年かけて行います。途中では、ヨーロッパ諸国の大学とのワークショップが度々催されています。

そして、今回も日常の話題を盛り込もうと思いましたが今回はもうたくさん書いたのでまた今度!では。