2012/07/06

0706井上洋司「風景の境目」元倉研オープンレクチャー

「風景の境目」 〜 日本におけるランドスケープという仕事について〜
講演のテーマ:
日本におけるランドスケープデザインの仕事とは何か、そこには欧米との文化の違いによる、職能のあり方の違いがある筈である。それを日本の考え方、日本人の空間認識のあり方等を横目で見ながら、自身の仕事をとうし、語ってみたいと思います。経験の中から、“真理は境目”にあると考えて、自らの仕事も意識的にこの“境目”におくことから行ってきた仕事の例や活動記録をとうして、日本のランドスケープデザインとは何かを一緒に考えたいと思います。その結果、最近個人的に始めた、社会活動についても語りたいと思います。
井上洋司(いのうえようじ)
1975年工学院大学大学院工学研究科建築学専攻/工学修士
現在(株)背景計画研究所代表/一級建築士/登録ランドスケープアーキテクト/景観保全活動・ART in FARM 主宰/NPO景観デザイン支援機構理事
主な作品:
成田山新勝寺表参道修景計画(1990年〜現在)
横須賀駅周辺地区計画  ランドスケープ設計監理設計など、
長野冬期オリンピック選手村(今井ニュータウン)全体ランドスケープ 他
賞歴:
“谷津遊路”(習志野市谷津商店街)・千葉県街並み景観賞知事賞など受賞、
横須賀駅周辺地区計画  ランドスケープ/都市景観大賞「都市景観100選」
ガーデンアベニュー志木幸町/「彩の国さいたま景観奨励賞」他
主な著書:
日本の都市環境デザイン’85〜’95(学芸出版社・編集委員&共著)
雨の建築学、雨の建築術、
雨の建築道(日本建築学会編・共著)
ノスタルジアブータン「世界で一番幸福な国ブータン」(エクスナリッジ・共筆)
まちを再生する99のアイデア(彰国社・共著) 他